誰にでも優しい上司に困惑




ゆっくり、大智さんに包まれるように
ソファに倒される
愛おしそうに大智さんは私の身体に触れる


どこを触られても、私の身体は反応する
それだけで私の思考はどうにかならそう


大智さんの左手は私の右手を離さない
私の不安を取り払おうとしてくれているんだろう


その手を強く握れば
大智さんは私にキスを落とす



「凛花」


そう呼ばれただけで
どうにかなりそうな思考に追い打ちをかけてくる


今までそんなことがあっただろうか



何も考えられない
呼吸の仕方も忘れてしまいそう



「凛花、おいで」



私の身体は軽々と大智さんに抱きかかえられ、今まで入ることがなかった
大智さんの寝室へと運ばれた


優しくベットへ置かれたかと思えば
大智さんは自分が着ていた衣服を脱ぎ捨てる



それはとても色っぽく
私が知っている大智さんではない


触れたい……


そんな衝動に駆られた私は
大智さんに両手を広げた



クスッと笑いながらも
大智さんは私の腕の中へ収まった


それが、どんなに幸せだったか……