大智さんの唇が離れていく
それがたまらなく寂しいと感じて
無意識に大智さんの腕に置かれた私の手はギュッと腕を握っていた
「煽らないで…」
そう聞こえたと思ったら
また私の唇に触れる
優しく触れるキスを何度も交わす
それがなんだか、くすぐったい
キスの合間に
クスッと笑ってしまうと
大智さんもつられて笑ってくれた
「ここがいい?それともベット?」
そんな選択肢を私に決めさせる大智さん
どちらでもいい、と答えたくなる
早く大智さんに触れて欲しいと……
どういうつもりなのか、わからない
私の不安を取り除くためなら
……それなら、この時を受け入れるのみ
好きな相手に抱かれるということは
これが最初で最後だろう
ゆっくり大智さんを感じたい
『……大智さんはどっちがいいですか?』
そう聞いたけど、大智さんは
どちらでも、と言いながら私にキスをしながら服を脱がしにかかっていた
『なら……両方で』
そういうと大智さんは目を丸くして驚いたが、すぐクシャッと笑い
了解、と言い私に肌にキスを落としていった

