溺愛されすぎっ!!

「ごめんね~。
あたし、部活でくたくたで~。
夜、LINEとかしたくても、我慢できずに寝ちゃってさ~」



なっちゃんが、ペチッと両手を合わせて、あたしに謝る。



「あたしは……。
なんて聞いたらいいかわからなくて……」



制服をたたみながら、実里ちゃんが申し訳なさそうな顔をした。



「いいよ、そんなの~。
それに、全然大丈夫だったから~」



体育着に着がえながら、明るく言った。



ま、ね。



西口くんが言った言葉には、びっくりしたけど。