「あーや。
ちゅーしよ、ちゅ~♪」



羽海に、後ろから抱きつかれたせいで、足を止めざるをえなかった。



「俺たちが、綾音から離れるわけがないだろ?
何年、幼なじみやってんだよ」



……って。



もぉ……。



信じらんない。



なんで、こんなことになっちゃったの――っ!?