キミの一番になりたい

 
バカだな私。

颯にとってその程度の存在だって事わかっていたはずなのに。


少し話したくらいで思い上がっていたのかもしれない。

自意識過剰すぎて笑えてくる。




石橋さん、石橋さんが思ってるほど私は颯に近くないよ。

ただの一クラスメイト。


そんな私が颯の触れてはいけない事に関わっちゃいけなかったんだ。


涙が頬を伝うのがわかった。



「……ヒック、……ック……」



溢れだした涙は止まらない。


私、颯に嫌われちゃったんだ。









――――――――――
――――――


あれからどれくらい経ったのだろう。
辺りは大分暗くなっていた。


早く帰って洗濯物しまわないと。


そうは思うけど体は言うことを聞かない。