ふと石橋さんの言っていたことを思い出す。
石橋さんはああ言ってたけど、部活参加してないこと聞いてみようかな……。
私は決心して颯の方を向いて聞いてみた。
「あのさ……」
「何だよ」
「部活行ってないんだって?どうして?」
「…………」
颯の顔が明らかに険しくなるのがわかった。
これ以上聞いちゃダメだって頭では警報が鳴っているけど、もう止められない。
「石橋さんや皆、心配してるよ?もし何かあるな……」
「ほっといてくれよ‼」
ーービクッ
急に怒鳴られて目を見開く。
「でっ、でも……」
「莉子には関係ない。これ以上余計な干渉すんな」
……関係ない
低い声ではっきりと言い放つ彼にもう何も言えなかった。
さっきまでの温かな雰囲気が一変して、二人の間には冷たい空気が流れる。



