「莉子、大事にされてるんだね。羨ましいなー」 「うん。すっごく優しいの」 「惚気~?私も大事にされてみたーい!」 理乃は一気にウーロン茶を流し込む。 それにちょっとはにかんだ。 理乃もうまくいってほしいな。 そして私もずっとこのままの関係でいたい。 周りの人の楽しむ姿を見ながらそんな事を思った。