キミの一番になりたい

 
「莉子って以外とおっちょこちょいなんだな」



赤くなった顔を両手で覆っていると颯に指摘された。



「なっ!?たまたまだよ。いつもはこんなんじゃないよ?」


「そっか。でも、そういうとこ……可愛いよな」


「……え?」



慌てて否定したのにさらりとそんなことを言われたから反応が遅れた。



か、可愛い?

私が!?



颯は私に背を向けてアトラクションを眺めている。


もしかしてちょっと照れてるのかな?


嬉しいけど、今日の颯はいつもの颯じゃないみたい。




いつもよりもたくさん話してくれるし、優しい。


それに汗をかくほど捜してくれた。



今日一日でもっともっと好きになっちゃったよ。








その後、理乃たちと合流して夕食を食べてから解散した。



とにかくいろんなことがありすぎて、その夜私はよく眠る事ができなかった。