幼なじみは好きな人。




「そんなの、断るわけ無いじゃん。…私をだいすけの彼女にしてください」




私達は抱き合ったまま見つめ合い、笑いあうと、どちらからともなく目を閉じた。
味なんてないはずなのに、不思議。


二度目のキスは、ほんのり甘い味がした。




fin.