留里を送り届けて、家に戻って考えてみた。 俺は、結婚したいのか? 結婚なんて…。 いつかとは考えていたけど…。 もちろん留里と。 結婚しようなんて言葉が俺の口から飛び出して。 …やっぱり…。 したいんだ。 結婚すれば、誰にも邪魔されないし、留里が完全に俺の留里になるというのはあるけど。 俺って…淋しがり屋だったんだろうか? それにしても………。 留里のことを考えたら、まだ早いよな…。 あきらめの気持ちで、俺は眠りについた。