~こどもの恋愛~それから…1

一通り挨拶を済ませて店を出ようとした。


「神谷先生、私も帰ります。駅まで一緒に行きませんか?」


塚原先生だった。



………ウザい。


そう思いながらも、俺も大人だし、駅までは歩いて五分少々だから…。

我慢だな…。


「はい。構いませんよ。」


じゃあ、と二人で歩き出した。



「神谷先生は、女の子たちに人気あるんですねっ」


「そんなことないですけど…。」



また………。


そんなこと、どうだっていいだろ?


「さっきの話ですけど…」


「は…?」