現在地 見知らぬ町の商店街

オヤジとの交渉が続いている。

奈尾『この鏡は異国で使われる。
災害や災厄を吹き払うと言われる伝説の鏡です。

オヤジ『ほほーそれは珍しいかがみだ。
災害と災厄を防ぐ鏡かこれがいいな。
何とならトレードしてくれるんだい?

奈尾『そうだなこの鏡なら5万ランで譲るよ。

オヤジ『5万ランか!
なかなか値がはるな。
少しは安くならいかい?

奈尾『ごめんね。
安くしてこの値段なんだ…
ただひとつ言えるのは5万ラン以上の価値はあるよ!

オヤジ『わかった!
その鏡を5万ランで譲ってくれ!

奈尾『毎度!

奈尾はデコ鏡をオヤジに渡し5万ランを受けとる。
オヤジは満足そうな顔で立ち去った。

あやめ『お前…
それって詐欺じゃないのか?

奈尾『俺だってしたくないけど今は仕方ない。
生きるためだ!

あやめ『まぁーね。
私のデコった鏡が5万ねー

奈尾『この流れに乗ってトレードを続けよう。

あやめ『そうだな!

奈尾とあやめ『トレード希望と叫びつづけた。