Snow globe

尻尾をぶんぶんふってる後ろ姿は、とても可愛いくて緊張してる私を癒やしてくれる。


公園のベンチに座ってモカと遊ぶ。


膝の上にいるモカの頭を撫でているけれど、私の視線は腕についてる時計へとどうしても行ってしまう。


今日が終わるまで後2時間。


その時間は私にとって、カウントダウンでもある。



「……けいくん、気づくかな?そもそも気づいても来てくれないかな?」


「くぅーん……」


「寒くてごめんね。けど、私にお願いだから付き添ってほしいんだ」



モカはさっきまでと打って変わって悲しそうに鳴いた。


モカ、ほんと勝手な都合でごめん!


駅からそれ程遠くないこの場所に、クリスマスの曲が微かに聞こえてきて悲しくなる。


誰もいない公園は落ち着かなくて、モカと戯れる。


はぁー、寒いよー。


流石にこの時間は眠いー。