【愛夏side】
『さぁ、只今赤ブロックがトップです!
続くのは黄ブロックだー!』
そんな声が鳴り響くこの校庭。
私、中川愛夏(マナカ)は
現在、桜丘高等学校二年になりました。
今は体育祭。次は私の出るリレーだ。
「よー、愛夏、元気かー?」
そしてコイツは及川佑樹。
いわゆる幼馴染みってやつだ。
「元気だけど…どうしたの?」
「んー?次はお前のリレーじゃん?
絶対緊張してると思ってさ」
「えー?そんなにしてないけどなー…」
何て、笑ってる過ごす日常。
「うわー!お前ら見せつけてんじゃねーよ!!」
なんてからかいの声も聞こえる。
「何回も違うって言ってるだろ。俺はいいけど愛夏に迷惑だろ。」
そうやって言って、いつも悲しそうに私に笑いかけてくるんだ。
『さぁ、只今赤ブロックがトップです!
続くのは黄ブロックだー!』
そんな声が鳴り響くこの校庭。
私、中川愛夏(マナカ)は
現在、桜丘高等学校二年になりました。
今は体育祭。次は私の出るリレーだ。
「よー、愛夏、元気かー?」
そしてコイツは及川佑樹。
いわゆる幼馴染みってやつだ。
「元気だけど…どうしたの?」
「んー?次はお前のリレーじゃん?
絶対緊張してると思ってさ」
「えー?そんなにしてないけどなー…」
何て、笑ってる過ごす日常。
「うわー!お前ら見せつけてんじゃねーよ!!」
なんてからかいの声も聞こえる。
「何回も違うって言ってるだろ。俺はいいけど愛夏に迷惑だろ。」
そうやって言って、いつも悲しそうに私に笑いかけてくるんだ。
