「あなたには、あなたのことを待ってくれてる人がいるみたいですけど。」

「あら、ヤキモチ〜!?素直に好きだとかなんとかいえばいいじゃないですか。」
「ヤキモチというのはですよ。
自分の好きな相手がほかの誰かに愛情を注いだり注がれたりするのを嫌がることを言うんです。」


「だから〜?」

すると彼はそっと手をとってゆった。

「私がいつ、あなたに愛情を注ぎましたか??」


まったくとことん素直じゃないんだから…。
言葉と行動が一致してませんけど。笑
でも、手から彼のホントのあたたかさがなんとなく伝わってくる。

恥ずかしいんだかなんなんだか。。。
絶対言葉にはしないし、言葉にしたってイヤミっぽいけど、それでもなんかわかる。
私だけだろうか。こんなにもイヤミっぽいことをゆわれる度にどんどんひかれていって、言い合いしてるのが楽しくて。

これだけSNSだのなんだのって電子機器が発達した中で、お互いの顔合わせてお互いにイヤミっぽいことぶつけあって、Face to Faceで話がしたいってそう思う。


これって一体 "恋" ってゆうのだろうか。


じゃあ "恋" ってなんだろう。

女にとって男という生き物は永遠の謎。
それとおなじく、
男にとって女という生き物は永遠の謎。
この謎を解き明かそうとする原動力こそ、恋だ。と私はおもう。

だから、べつに興味の無い異性の謎をわざわざ解き明かす必要はないとおもう。

自分で、この人だ。って人のこと追求していけば、そのうち自分のこともいろいろ知ってもらえて、相手ももっと知りたいって思ってくれるかもしれない。

今は一方的な思いでも、それはいつか変わるかもしれない。



いつか、このふたりがお互いに素直になれる時を信じて。。。 END