不良と呼ばれた君に、私は恋した




───────

蓮斗 な、驚くだろ

蓮斗 ま、それはいいとしてだな、

カンナ いいの!?

蓮斗 和解したって言ったろ。

蓮斗 俺が今言いてぇのはさ、

カンナ うん?


蓮斗 ありがとなってこと



カンナ いいっていいって!


蓮斗 それと、

















蓮斗 栞奈のこと、好きだから。

蓮斗 アイツらのこと見てたら

蓮斗 栞奈のこと思い出してな



────────



あ、蓮斗、それ以上言っちゃダメ…。



心臓の音が、いよいようるさく鳴り響く。