不良と呼ばれた君に、私は恋した




倉庫内は思ったよりきれいに片されていた。



意外ときれい好き?なのかな?



「…その辺、適当に座って」



そう言われたので、近くにあった体育用の古びたマットに座る。



今、倉庫内には私を含め6人。



金髪学ランが、リーダー格っぽい。


私と向かいのマットに座る銀髪は無口だが、顔立ちが整っている。


金髪学ランの隣に立っているプリン頭はピアスをしている。


ドアに寄りかかるひとは唯一黒髪。


後は赤よりの茶髪がチャラそう。



くらいかな。



「……で。言いたいことなんだけどさ」



金髪学ランが口を開いた。