「…あの、先生は…? それとなんで保健室でティータイムしてるんです?」 「…センセは出張。それからティータイム?あなたも飲む?ココア?紅茶?」 淡々と話す彼女についていけない。 「…あ、じゃあ紅茶で。ミルクがいいです」 いつのまにか彼女のなすままになっていた。 一応眠りに来たんだけどね。 まあ、本来眠るためのベッドじゃないんだけどね。 「…あの…、ケガしたんですか?」 「…?何で?」 「…保健室にいるから」 「……あぁ。私は保健室登校。 教室いやいや症候群なの」