愛紗「愛莉沙っ!ここからは、私が話す

わ。四年前の夏の日の放課後、私の友達が

駆け足で私のところに来たの。屋上で天雪

ちゃんとあっちゃんがいるって。天雪ちゃ

んが柵の向こうにいるって。」

祐瑠「!!!」

愛莉沙「その後よ。まっちゃんが飛び降りた

のは...」

愛紗「そして、おばさんから愛莉沙宛の手紙

が渡されたの。手紙の内容は...

…愛莉沙へ

愛莉沙...ごめんね。口で言ったら愛莉沙飛び

込んでいきそうだったからここに書いて伝

えることにしたよ。私ねクラスでいじめら

れてたの。主犯者は青島莉香。愛莉沙も気

をつけてね。じゃあね。愛莉沙。

天雪より 」