「…立石 空翔。」
「……は?」
急にそう言われ、意味が分からず聞き返してしまう。
男の子は呆れたように肩をすくめた。
「だーかーらー…た、て、い、し、そ、ら、と!!」
一語一語を強調して、彼は自分の名前を告げた。
「え、な、なんで…」
「俺の言うこと一個聞いてくれんだろ?
名前ぐらい知っといたほーがいいじゃん。」
屈託のない笑顔で、彼はそう言う。
「そっか……って、え!?私の話聞いてた!?」
「聞いてたよ。だからつまり…知らない人じゃなかったら、
図々しくねぇんだろ?」
そ、そういうわけじゃ…!!
私は反抗しようと口を開く。
「そういう意味じゃ……ん!!」
「……は?」
急にそう言われ、意味が分からず聞き返してしまう。
男の子は呆れたように肩をすくめた。
「だーかーらー…た、て、い、し、そ、ら、と!!」
一語一語を強調して、彼は自分の名前を告げた。
「え、な、なんで…」
「俺の言うこと一個聞いてくれんだろ?
名前ぐらい知っといたほーがいいじゃん。」
屈託のない笑顔で、彼はそう言う。
「そっか……って、え!?私の話聞いてた!?」
「聞いてたよ。だからつまり…知らない人じゃなかったら、
図々しくねぇんだろ?」
そ、そういうわけじゃ…!!
私は反抗しようと口を開く。
「そういう意味じゃ……ん!!」

