ウィーン
とコンビニのドアがあく


暖かい。

あまりにも寒くてかじかんだ手先がじんわり熱を帯びていく。




すぐにお酒コーナーに行き缶ビールを2本とる

ついでにおつまみも買っちゃおっかなー
ってことで近くにおいてあるスルメなども持ち
お会計をしにレジに向かう











ドッ




『わっ!』


前にいた人にぶつかり危うくビールを落としそうになる



すみません
と謝りその場を去ろうとした


「待って、もしかして優さん?」



男の人がガッと手首をつかみ私の顔をのぞき込む