『ふー、寒いなー。』 手を擦りながら家までの道をひとり歩く。 なんだか心細い。 亜美ちゃんの家は電車を使うほど遠くはなく 歩いて20分程度で着く。 昼間なら遊びにこれそ~だなー。 3分ほど歩いていたが 誰かにつけられてるような気がした。 小走りになり、どんどん近づいてくるその足音。 もしかして健人くん心配して来てくれたのかな と思い振り向いた。