そのノートが終わるまで



「今日もね、朝練終わったら健斗くんがいたの。」


声を潜めて話し出す有花ちゃん。


「いつものことだねー。」


それを私はのんきに聞いてます。


「でもね、なんか雰囲気が違ったの。なんかこう…真面目オーラ?みたいなのが出てたのよ。」


健斗くんに真面目オーラねぇ…。

無理だ。想像力が働かん。


「だから周りの女子もざわざわしてたわけよ。」

「あー、健斗くんもてるもんねー。」


「それでね、いつも通り私のとこに来たわけ。」


なんか女子の反感買ってそうな言葉だ。