そのノートが終わるまで



ベットに寝かせて

「足、見せて」

菜緒がちょっと足を動かした。


「あーあ、腫れてるな。捻挫かな。
捻挫とかしたことある?」

「…ない。」


「じゃあ湿布とかないかな。俺ちょっと家に取りに行ってくるから。寝とけよ」


「…いや。」

「ん?」


「ここにいて。」

「足、ひどくなるぞ」

「いいの。ここにいて。」

「分かった」


か細い声で言う菜緒。

ベットの横に座った。