そのノートが終わるまで



ドアを閉める直前の哀しそうな顔だって


全部全部、嘘なんだ。


家に帰れば。一晩眠れば。

きっとぜーんぶ忘れてしまうから。



友達だから、辛いんだ

恋人だから、苦しいんだ。


それが、ただの他人なら。

ほら、なーんにも怖くない。



私から奪えるものは、何も無い。




嘘があれば。

偽りがあれば。


真実なんて何も要らない。