そのノートが終わるまで




「あ、あの、」

「ん?」


「誕生日、おめでとう」

メッセージカードを手渡した。


「なにが好きとか、わからなくて…」


「ありがと」

侑斗くんがにこって笑うから

近くにあったクッションを抱きしめた。



「…でさ、」

「はい」


「なんでそんな遠いの?」


その距離人3人分。


「もっとこっち来てよ。」

じゃあ一人分だけ。


「遠い。」

「…いや。」


2人だけの部屋でこれ以上近づいたら…


心臓壊れて

「…死ぬ。」

「なんで」


「そんなこと言うんだったら侑斗くんが」

「お前が逃げるんだろ。」


だって……