ごめんなさい!今すぐどきますますから!と、思ったけど
無理だ!!
人が多すぎてどくことができないんだった!
私頭の中でそんなことを考えている間にも、ジリジリと私に向かってここにいる皆さんが迫ってくる。
その中の一人、さっきのパンチパーマのおばさんが手を動かすのが見えた。
ぎゃーーーー!殺さ
「みんなあんたの技術に感心してんのさ。手際良くこんな詰め込んでる人見んのあたしゃ初めてだよ」
へ?予想外の言葉に肩の力が抜ける。
あれ、殺されて……ない?
恐る恐る目を開けると、おばさまの手は私……にではなく、
私が詰めた人参に向けられている。
なんだ、興味あるのは私じゃなくて私の技術ね!


