ほんとのキミを、おしえてよ。



整ってて読みやすくて、どこかで見たことあるようなこの文字は……


「五十嵐くんかーい!」


あーあ!やっぱりねっ!

なんか途中からそうじゃないかとは思ったけど!思ったけども!

なにこの、予想を裏切らないこの完璧さ。

何度も言いますけど、完璧にもほどがありますよ、五十嵐くん。



「あはははー!」

どうしよう!
なんか笑えてきちゃうんだけど。


これもすべて五十嵐くんが完璧すぎるせいだー!


よしっ!有紗。ここは、深呼吸だっ!

すぅーー、はぁーーー。


はい、それでは気を取り直して文章の方に移りたいと思います。