「ごめん!!五十嵐くんが迷惑なら、もうしない……ように最大限努力します!だから迷惑ならはっきり言ってください!!」
前屈するみたいに必死に頭を下げて誠意を見せる。
「違う、迷惑とかじゃねーよ。そんなこと言いたいんじゃない」
「迷惑、じゃないの?」
あれ違うの?と思って思わず顔を上げた。
じゃあなんで、五十嵐くんはこんな怒ってるんだ?
「頼むから、もっと自分の身大切にしてくれよ。今日だって、危ない目に遭ったらどうするつもりだったんだよ。俺がいなきゃ助けることも出来ねーよ。他校なんて誰も知り合いいないんだぞ?」
違う、怒ってるんじゃない。
今日の五十嵐くんの瞳、ギラリと光ってるんじゃない。
真っ直ぐで強いんだ。
一見怖いけどそれはいつもの五十嵐くんみたいに優しさで溢れてるんだ。
もしかして、心配してくれてるの?
私が危ない目に合わないように、助けてくれるの?
ふふ。も、優しいなあ。
ダメだ嬉しくって、どうしたって頰が緩んじゃう。
私のこと、心配してくれるんだ。


