ほんとのキミを、おしえてよ。



「ええ!?有紗ちゃんが柊くんを!?本当に!?」


私の体内時計7秒か。

沈黙長いな。

まあそれもそうだよね。

私が好きになってるなんて夢にも思わなかったんだろうな。


「まあ、驚くとは思ったんだけど……本当に、好きだよ」


花那ちゃんはさっきから、カチコチっとしてて動きがおかしい。

あ、ダメだこりゃ。

花那ちゃんこれ絶対頭の中で誤作動起こしてるよ。

目があっちこっちいってあたふたしてる。


人は自分よりも慌ててる人見ると冷静になるっていうけどあれ本当にそうなんだね。

溜まってた涙がすっかり引っ込んだよ。


「え!わ、わかったじゃあ柊くんにそのこといいにいこう!?」


そういうと来た時のように私の手を引いて引っ張ろうとする。

……のを、私は止めた。


「あ、有紗ちゃん?」


まだ混乱している花那ちゃんに苦笑いを浮かべる。