「はい、五十嵐氏」
「清少納言が中宮 定子、紫式部が中宮 彰子、に仕えたんじゃなかった?」
「はい残念!ぶっぶ……ってえええ!?」
合ってる、合ってるじゃないか!!
うそでしょ?なんで答えられるのー!
うわーー、めっちゃ悔しいっ!
「中村さん?」
悪気がないのは分かってるんだけど、この完璧王子腹立つ!!
「……正解、です」
「おっ、マジ?良かったー!昔本で読んだ記憶が残っててさ
確か紫式部が読んだ歌って『巡りあひて』だったよな?」
そう話す笑顔は少しも嫌味ではなく、爽やかなんだけど……
もちろんすごいって思うし、尊敬ものだけど
あー、ダメだー!完璧すぎて、ゾワゾワする!


