ほんとのキミを、おしえてよ。

***


「……ん、あーよく寝た、ふああ」


まだ寝ぼけている頭をたたき起こすと自然とあくびがこぼれた。

ぼやけていた視界が段々とはっきりしてくる。

と、ハッとする。


「って、っやば!私、寝ちゃったの?!」


明日テストなのに!!
っていうかもしかしてもう今日になってる!?

時計、時計はどこだ!

机の上に乗ってる身体を勢い良く起こすと、背骨がゴキッと鈍い音を立てる。


「あ、たたた!」


私のいたるところの骨が音を立てている。

なんで私、机の上で寝ちゃってんだ?
そりゃ身体のあちこち痛いわけだよ。


それに私口を開けて寝る癖があるから、口も乾燥してパサパサだし。

これじゃ喉痛めて私の美声も出なくなっちゃうじゃないか。

あーあ、ほっぺたにも寝あとついてそうだな。


あ!時計発見ー!

もしかして学校始まってる、時間とかないよね?

と、不安を抱きつつ机の上に置いてあるデジタル時計を見れば、AM6:22を示している。

良かった、学校どころか起きるにはまだ早い時間帯だ。