ほんとのキミを、おしえてよ。

って!!こんなことノートに書いてどうする!

私が五十嵐くんの成績つけたって仕方ないじゃん!!

しかも全部5だし!ムカつくな。

せっかくノートの記念すべき1ページ目なのに、なんでこんなことに使ってるの?


ああ〜もったいないっ!


悲しいけど、仕方がないから渋々ノートの次のページをめくる。


と同時に


____キーンコーンカーンコーン


授業の終わりを告げる合図。


ちょうどいい。

ちゃんとしたものをノートに書こう!


よしっ!と気合を入れて向かう先は五十嵐くんの席。


「中村さん、どうかした?
それと、授業中は面白かったよ」


目尻が下がってニカっと白い歯を見せる、楽しそうな笑顔。

確かにこりゃあ、かっこいいわ。