ほんとのキミを、おしえてよ。



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私が長い長い英文に苦戦していると、


「あー、腹減った。俺もう無理」


「晴くん勉強再開してからまだ45分しか経ってないよ?」


今度は晴仁くんが音をあげた。

花那ちゃんが時計を見ながら呆れ顔。


「あーじゃあ俺無理だわ。俺の集中力45分なんだよ。サッカーのゲームだって45分ずつで、前半と後半の間に休憩あんだろ?俺の体内時計はサッカー中心に回ってんの」


晴仁くん、『俺上手いこと言った』ってドヤ顔やめてくれない?

そんなに威張れることじゃないと思うよ。


「はあー、じゃあその辺でなんか買ってこいよ」


五十嵐くんがため息混じりにそう言うと、晴仁くんが勢いよく立ち上がる。


「よっしゃー花那行こうぜー!」


「え!私も行くの?」


ええ!?花那ちゃんもいくのー!

と、止める間もなく晴仁くんに連れられていく花那ちゃん。