ほんとのキミを、おしえてよ。



聞きたい、五十嵐くんの弱点に繋がるものなら知りたいよ。

それをご褒美に教えてもらうって案も浮かんだ。


でも……

五十嵐くんの方を見るとにこりと優しい微笑みを浮かべてくれる。


やっぱり、出来ない。
こんないい人にそんな恩をあだで返すようなこと出来ないよ!

それに、本人に弱点を聞くのは違うよね。自分で見つけないときっと意味ないよ。


「うーん、今思い浮かばないから考えておくね!」


とりあえず、ご褒美の前に私は勉強するべきですよね。


「そっかあ。じゃあ、勉強再開しようか」


そう言ってニコッと笑う花那ちゃん。

私、その笑顔があればあと二時間は勉強出来る(気がする)!


「よし。じゃあきりいいし科目変えるか。次は英語でどう?」


五十嵐くんの提案に深く頷く。


「合点承知です!」


さあ、やるぞー!