ほんとのキミを、おしえてよ。


ん?なんだなんだ?


晴仁くんはそのまま花那ちゃんにスマホの画面を見せている。

何を見せてるんだ!私も見たい!と思って必死に目を凝らす。

うーーむ。いくら視力よくてもこっからじゃさすがにあの小さい画面は見えないか。


もうちょっと前に出れば……


「ちょ、中村さんそれ以上は見つかるから……」


「これって、」


画面を見ていた花那ちゃんが顔をあげる。

なに!どうしたの、花那ちゃん?
教えて教えて!!


「来週、俺らの一周年だから。なんかサプライズでプレゼントでもしようかなと思って和泉に相談してたんだよ。

それで今週末、和泉に買い物に付き合ってことになってたんだよ」


花那ちゃんから少し視線を逸らして照れくさそうに言う晴仁くん。


ふーん、なるほどねー。そういうこと。

だから言えなかったってわけね。

まあ、筋は通ってるから信用はしても良さそうだけど。