ほんとのキミを、おしえてよ。




「そう。だから花那が心配してることは何もないよ」


晴仁くんの腕の中にすっぽりとおさまる花那ちゃんに笑顔を向けながら話を続けている。


「でも!あれ、は?
晴くんの部屋に、和泉さん居たのは……どうして」


花那ちゃんは笑顔を浮かべたのもつかの間、すぐに疑り深い表情に変わる。


はっ!そうだ、そうだー!なぜだー!そもそもの原因はそっちなんだから!

危うく騙されるところだった!


「あー……あれ、は」


ん?なーんか煮え切らないな。ハッキリせい!

まあ、それで本当に浮気だったらただじゃおかないけど。


「な、に?」


ほら、花那ちゃんだって不安そうじゃん!


「あーもう!
言うつもりなんてなかったんだよ!はあー……」


花那ちゃんから離れてカシカシと頭をかく晴仁くん。