ほんとのキミを、おしえてよ。



となると……


「は?助けてもらっておいてそれかよ。
花那さ、最近返信ないし電話も出ねーし。なんなの?」


やっぱり晴仁くんも言い返しますよね。

花那ちゃんが心にもないこと言ってることに気づかないんだもんな。相変わらず鈍いです、晴仁くんは。


晴仁くんが言い返すのは予想通りっちゃ予想通りだけど……

これじゃ状況は何も変わらない。むしろ悪化する一方。

黙ったままの花那ちゃんに晴仁くんは続ける。


「そんなこと言われんだったら……放っておけば良かった」


ちょ!晴仁くんさすがそれは言っちゃ……


「晴くんが……晴くんが浮気なんてするから!
わ、たしのせいじゃ、ない、もん!」


花那ちゃんの顔がゆがんで目には涙をいっぱいに溜めて、震える声で晴仁くんを睨みつける。


「は、浮気?」

晴仁くんは怪訝そうな顔をする。