ハキハキとした声で始まった母親学級は順調に進んでいき、翠さん以外の人とも連絡先を交換したりして、いい雰囲気で終わった 「ねえねえ。今度さ、一緒にお茶でもしにいかない?」 翠さんはそう声をかけてきた 「もちろん!今度相談して、いく日を決めようね」 「わかったわ。じゃあ、またその時ね!」 「またね!」 あの日感じた不安は話している間に消え去っていって、どこか安心してリラックスすることができていた