「帰るわ」


「だから困るっていって.....」


「世間的に、でしょ」


「.....」


「あなた自身は困らないし、私も困らない


そんなに気にするなら、隠しておけば?


さよなら」


飛び出してから、怒りがどんどん込み上げてくる


なんなの?!?!


冗談じゃない!


あんな最悪野郎のところなんてやっぱりごめんだわ!


嫌な気分を押さえつつ、長い帰宅の道についた