あれから1週間、毎日、バイトでもいいからと思いながらに街を駆け回っていた。


しかし、不採用の連絡が多く、電話がかかってくる度、絶望感に満ち溢れていた。


そんな時、携帯が鳴った


「はい、もしもし」


「こちら鹿山書店の権田と申します。


選考の結果、あなたを採用させていただくことにしたしました。


明日の14時、鹿山書店までお願いします」


「あ、ありがとうございます!」


「それでは、失礼致します」


その瞬間、神様が現れたのかと本気で思ってしまった


今まで生きてきて、一番嬉しい瞬間だった!