『桜葉さ〜ん。遅刻なんてダッサッ!』
あざ笑うかのように聞こえてきたこの声はもちろん、速水さんだった。悔しかったけど、元はといえば遅
刻した自分が悪かったから、そのまま無視して席に座った。私の席は一番右側の奥で左に裏庭が見えるん
だ。天気がいい日は気分が上がるから結構気に入っててお気に入り☆けど、今日はどんよりとした雲が見
えてテンションがますます下がる。しかも、どこからか小さい子の泣き声が聞こえて来てさらにダウン。
最悪だぁ。
…………………………………って!私すっかり忘れてたけど、予知夢どうなった。あの泣いてる女の子はなんだっ
たの?早く解かなきゃ誰かが大変なことになる。でもそれだけじゃまだ全然わからない。誰かに相談した
い。…………………けど、今はどこにもいない。翼………………早く帰って来て。そう何度も願ったけどもちろん
そんなことは起きず気づけば、もぅ。四時半だった
「起立!例!」
その掛け声とともにみんながサヨナラの挨拶をし、帰っていく。私も帰らなきゃ。とにかく今は予知夢
とバスケッ!両立は難しいけど……でも……………がんばろう。
