伝説の女~元No.1ホスト

「そこのアキ君をウチに。彼は武信がサポート入るから…」と私が言うと、蒼介は私を睨んだ。

「それから…」と私は数名名前を上げた。

徹につくってもらった資料を見ながら、龍の顔色をうかがう私。

そして、数名削ることになった。

アキ君と翔さんは決定ね。

やっぱり龍に相談して良かった。

私は龍を信じてるのよね。

「ありがとう、龍」と私は笑った。

「いえ、俺は何も。ただ、話を聞いていただけですよ?」と笑って返してくれた。

「武信さんが、サポートにはいるってことは…ウチにヘルプにはいるってことですよね?」と、飛鳥は言った。

「そうね」と私が言うと、更に睨みをきかす蒼介。

「こら!蒼介。睨むんじゃない!」と龍が言う。

「だってぇ…龍さんも嫌じゃないんすか?」と蒼介は言う。

「仕事だろう?私情を挟むんじゃない!いつも俺はそう言ってるだろう?」と龍。

「嫌いなんだもーん。武信さん」と真顔で言う蒼介。

「そんなん言ったら俺も嫌いやわ。不愉快やもん。俺らのオーナー取らんといてほしいし、せっかくいい感じやのに邪魔して掻き乱さんといてくれ!思てるわ」と、龍もマジに返してるし。

固まってるアキ君。

「相変わらず二人は仲いいんっすね。羨ましいッス。いいなぁ、二人はこんなにもオーナーに愛されて。俺もまだそっちにいたら愛されてもっと楽しめてたのかな…」とぼやくように言う武信君。

私は何も言わなかった。というより、何も言えなかった。

「そんなことないですよ。武信さんは立派です。もっと自信と誇りを持って仕事してください!オーナーに認められてるんですから!」と笑顔でフォローする飛鳥。

「ありがとう‼少し元気なった」と武信君は笑った。

「飛鳥、なんでそいつのフォローしてんの?」と真面目に言う、蒼介。

「武信さんがどれだけちゃんと頑張ってきたか、オーナーも俺もちゃんと理解してますから。努力家でいつもオーナーの心に寄り添ってくれました。だからこそ、共に業界を盛り上げられる店にしていきたいんです」と飛鳥は言ってくれた。

私は皆に元気づけられ、もう少し頑張ることにした。

「ありがとう、飛鳥。俺も負けてらんないもんね。うん、せっかくこうしてオーナーのもとで勉強出来るんだもん。活かせるようにこれからも頑張るよ」と武信君は笑ってくれた。

「楽しみにしてますね!」と飛鳥は返していた。

相変わらず蒼介と龍は睨んでいるけど。