伝説の女~元No.1ホスト

私はベットに横になった。

「じゃあ、俺ちょっと出てくるけど、何かあったらすぐ連絡しろよ!」と徹は言い残して部屋を出ていってしまった。

はあぁ、情けないな。

自分の体調も管理出来ないなんて。

皆にあれほど体調の管理はしっかりしなさいって言ってきたのに。

私も、もうそんなに若くないのに、昔の癖が抜けないのね。

寝不足に栄養不足…頭も回らないわけだわ。

はあぁ、飛鳥に逢いたい。

皆元気かしら?蒼介は問題起こして無いだろうか?龍はどーしてる?

やっぱりそこが気になって仕方ない。

って何でこんなときまでそんなこと考えちゃうんだろう…。

だんだん眠くなってきて、私は目を閉じた。

周りがざわついている。私は目を開けた。

ん?目の錯覚?!何で飛鳥たちがいるの?

これは夢?…

「瑞希さん具合どうですか?」って覗き込んで言ってくるのは間違いようもない飛鳥、本人よね?

「…何でいるの?」と私が言えば、

「徹さんが来て、会いに来てあげて欲しいと言われまして、お受けしたんです」と飛鳥は言った。

私は起き上がる。

そしたらいきなり蒼介に抱き締められた。

「オーナー俺、寂しくて死にそうでした」って言ってくる蒼介

相変わらずで少し嬉しかった。

「私もよ」と言うと、嬉しそうに笑う蒼介。

「オーナー、こんなタイミングで言うの失礼かと思うのですが、仕事の話を少ししてもよろしいですか?」と龍は言ってきた。

珍しいわね。龍がここでビジネス絡めて来るなんて。

「インターン候補生にせっかくですので逢わせていただけませんか?」と龍は言ってきた。

もちろん、龍の目で見てほしい。

考えかたが私とは違うから私がイエスを出した人にもノーを出すかもしれない。

けど…そうすればもっと絞れるわね。

いい考えだと思うので私は頷いた。

「蒼介、少し離れてくれる?飛鳥、そこのノート取って」と私は言う。

蒼介は渋々離れてくれたものの、少しまだ寂しそう。

飛鳥はノートを渡してくれた。

「武信君は覚えているわよね?」と私が言うと、ひきつった顔をする蒼介と龍。

「あぁ、まあ」二人は見事に重なった。