ビターチョコレートに甘いキス



蒸し暑い・・・。
6月ってこんなに暑いもんだっけ。

今時廊下立たせる先生なんてそこそこいないよ。
いつ終わるんだろ。時計ないの辛いなぁ。

ふぁぃ、眠い・・・。

「あれ?夏嘉??何してんの(笑)??
また荒井センセに立たされた…とか?(笑)
おつかれだねぇー(笑)」

ま、松井!!
クソッ!!にやにやしやがって!!

「うっさい!松井だって遅刻してんじゃんっ!」

ほんっとむかつくぅ!

「はぁ!?お前に言われたくねーな!!」

「なにさ!私はちゃんと登校時間に間に合ってますから。」

「だいたい俺は夏…」

そのとき教室のドアが勢いよく開いた。
荒井先生の罵声か一気に廊下に響きわたった。
隣のクラスの授業の声も一瞬音を失った。

「お前ら!!いつもいつもいい加減にしろ!!
松井!!また遅刻か!!ったくお前は。
お前ら二人ともチャイム鳴るまで立ってろ!!」