「にゃああああああ」
そこにいたのはにゃんこだった。
「なんだ、お前か……」
カジ君はふぅとため息をついた。
「にゃああああ」
カジ君に甘えるように、足もとに擦り寄ってくるにゃんこ。
「ダメ。邪魔すんな。いいとこなの」
そう言って、にゃんこをつまみ出すと、今度は隙間なく襖を閉めてしまった。
「さて……と」
カジ君がこちらを振り返る。
あたしは乱れた髪を手グシで直しながら、なぜかキチンと正座してしまった。
急に冷静になってしまった。
恥ずかしくて、カジ君の顔もまともに見れない。
カジ君はあたしの目の前にストンと腰を下ろした。
あたしはうつむいてただ視線をキョロキョロと動かしていた。
なんでカジ君、あたしのこと押し倒したの?
彼女と別れたってどういうこと?
それって大野先輩が言ってたとおり、あたしを好きってことなの?
聞きたいことはたくさんあるのに、口から言葉が出てこない。
その時……。
どこからかお経が聞こえだした。
そこにいたのはにゃんこだった。
「なんだ、お前か……」
カジ君はふぅとため息をついた。
「にゃああああ」
カジ君に甘えるように、足もとに擦り寄ってくるにゃんこ。
「ダメ。邪魔すんな。いいとこなの」
そう言って、にゃんこをつまみ出すと、今度は隙間なく襖を閉めてしまった。
「さて……と」
カジ君がこちらを振り返る。
あたしは乱れた髪を手グシで直しながら、なぜかキチンと正座してしまった。
急に冷静になってしまった。
恥ずかしくて、カジ君の顔もまともに見れない。
カジ君はあたしの目の前にストンと腰を下ろした。
あたしはうつむいてただ視線をキョロキョロと動かしていた。
なんでカジ君、あたしのこと押し倒したの?
彼女と別れたってどういうこと?
それって大野先輩が言ってたとおり、あたしを好きってことなの?
聞きたいことはたくさんあるのに、口から言葉が出てこない。
その時……。
どこからかお経が聞こえだした。


