好きっぽい★

今度はあたしが目を丸くして驚く。


「なんで? なんでカジ君が辞めるんですか?」


相変わらず目をパチパチさせてビックリしたままのあたしに、カジ君はさらりと答えた。


「だって、オレも好きじゃねーもん。オカルトもホラーも」



「え……。ええええええ?」


あたしはさらに大きく目を見開いて、カジ君の顔を見つめた。


「別に入りたくて入ったわけじゃねーし。代表だって、やりたくてやってるわけじゃない」


どういうこと?

あたしの頭の中は、ハテナマークでいっぱいになる。

カジ君の言ってる言葉の意味がわからない。


「それと、オレ……さっき、別れてきた」


「……?」


「彼女と……」


「ええっ?」