「中田君いる?」

「中田君ー!」

「あぁいるいる」

昼は中田君のとこに行くのが楽しみになっているあたし

「ダメだよ一回で返事してくれないと」

「もう寒いんだからあんまここくんなよ」

「寒くないもん!」

「嘘つけ!震えてんじゃねぇか」

「違うし!少しだけだし」

「ほら、これ使え」

中田君がカイロを投げてきた

「ありがとう、あったかい」

「橘、俺と仲良くしてると橘まで印象悪くみられるぞ?」

「中田君が不良だから?」

「まぁな」

「偽不良なのに?」

「ほんもんだ!」

「ふふふ」