記憶 - 惹かれ逢う2人 -

あの日、普段私1人しか使わない、リハビリ施設に、あの日見た、男の人がいた。


あの日と変わらず、少し動いただけで大袈裟に揺れる、日光に当たり、光る茶髪、少し焼けた肌。スポーツでもしているのだろうか。


身長が高く、釣り上がった目、髪の隙間から見える耳たぶには、シルバーのピアスがついている。



少し、どこか懐かしさを覚えながらも、リハビリに励んだ。