次の日の朝。
私の下駄箱の前にいたのは…
「杉浦くん?」
「あのさ、ことはちゃん…」
言いにくそうに視線を泳がせる杉浦くん。
別れ話だな…。
私は覚悟を決めた。
「どうしたの?」
下駄箱の周りには他に誰もいなかった。
「….きだ…」
「え?なんて?」
聞こえなくて耳を近づける。
「…す、好きだっ!」
そう言った杉浦くんの顔は、昨日の放課後よりも真っ赤だった。
「え……」
私もつられて赤くなる。
「別れ話かと…」
どういうこと?
「俺、今まで。ことはちゃんのこと、可愛いから好きだったんだ」
ははは…。苦笑するしかない。
「だけど昨日。ことはちゃんが、工藤と喧嘩してるの見てなんか、すげー綺麗だった。顔とかじゃなくて…存在が綺麗っつーか…」
聞いてるこっちが恥ずかしくなるくらい、まっすぐな言葉だった。
「だから、最初からやり直してくれませんか。俺、人生初のガチ惚れなんだ…」
すごく、嬉しかった。
なんて真っ直ぐな人なんだろう。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
杉浦くんは嬉しそうに笑った。
私の下駄箱の前にいたのは…
「杉浦くん?」
「あのさ、ことはちゃん…」
言いにくそうに視線を泳がせる杉浦くん。
別れ話だな…。
私は覚悟を決めた。
「どうしたの?」
下駄箱の周りには他に誰もいなかった。
「….きだ…」
「え?なんて?」
聞こえなくて耳を近づける。
「…す、好きだっ!」
そう言った杉浦くんの顔は、昨日の放課後よりも真っ赤だった。
「え……」
私もつられて赤くなる。
「別れ話かと…」
どういうこと?
「俺、今まで。ことはちゃんのこと、可愛いから好きだったんだ」
ははは…。苦笑するしかない。
「だけど昨日。ことはちゃんが、工藤と喧嘩してるの見てなんか、すげー綺麗だった。顔とかじゃなくて…存在が綺麗っつーか…」
聞いてるこっちが恥ずかしくなるくらい、まっすぐな言葉だった。
「だから、最初からやり直してくれませんか。俺、人生初のガチ惚れなんだ…」
すごく、嬉しかった。
なんて真っ直ぐな人なんだろう。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
杉浦くんは嬉しそうに笑った。
